JADA発足から3年目を迎えた1980年、三笠宮崇仁親王殿下をJADA総裁に迎え、

翌1981年、三笠宮杯を冠した第1回三笠宮杯10カップダンス選手権が開催され、

現在まで途切れることなく脈々と受け継がれています。

2008年より、シニアやジュブナイルの全日本スポーツ選手権に加え、

JOCジュニアオリンピックカップ・全日本ダンススポーツ選手権ジュニアも併催されるようになり、

文字通り、オリンピック選手の卵たちが、未来を夢見て愛らしいダンスを披露し、人気を呼んでいます。

三笠宮崇仁親王からのお言葉

私は、フォークダンスを通じて、隔たりのない人と人とのコミュニケーションを経験しました。

そしてフィギュアスケート、アイスダンスの研鑽の中で、

身体のバランス、音楽表現などを追及し、ダンススポーツを

はじめ、太極拳、ジャズダンスなどを勉強しました。

 

ダンスは、国境を越えた人と人とのコミュニケーション文化であり、教養であり、誰もが心から楽しめる本能的娯楽でもあります。

特に芸術性の高いダンススポーツ演技には、心を奪われる魅力が

あります。

 

全国のダンススポーツ愛好家が集う三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権がこれからも益々発展し、ダンススポーツを通じて、

広く国民が健康で生き生きとした人生を送れるとすれば、

まさに私の喜びであります。


三笠宮崇仁親王

ダンスにご造詣が深く、皇室きってのダンスの名手。1979年、英国ダンス界最高栄誉の

「カール・アラン賞」を受賞されています。翌年に、旧日本アマチュアダンス協会(JADA)総裁に

ご就任いただきましたことを記念し、1981年より「第1回三笠宮杯」を開催。

三笠宮杯は、国内最高峰の全日本ダンススポーツ選手権として、現在まで脈々と歴史を積み重ねています。